2021/5/16
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九州の旅(大分・山口編) |
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❖九州の旅(大分・山口編) 2021.5.11 5/11(火)九州の旅も、三日目に入り、大分の「宇佐神宮」へ行きます。 宇佐神宮は、全国にある4万社あまりある「八幡様の総本宮」です。 三之御殿:八幡大神(はちまんおおかみ)「応神天皇」・比売大神(ひめおおかみ)・神功皇后(じんぐうこうごう)をご祭神にお祀りし、神亀2年(725年)に創建されました。 ![]() ![]() 三つの御殿がある本殿は初めてです。それを「上宮本殿」、帰りに「下宮本殿」にお参りします。 またここは、御神輿(おみこし)発祥の地として有名だそうです。境内に記載されていました。 もう一つ、宮本武蔵が生み出した、二刀流の ”正統二天一流” の「誠心直道の碑」が宇佐神宮内にありました。 これは、宇佐市在住の清永忠直に第九代宗家が相伝されたことを祈念して建立されたそうです。 ちなみに宗家の証として、武蔵が作った「赤樫の木刀」を手渡され、技を奉納し、そしてこの「赤樫の木刀」は宇佐神宮内に管理保存されています。 ![]() 宇佐神宮で「宮本武蔵」という、日本のトップの剣術家の史跡に触れるとは、思ってもみませんでした。感動です。 次の目標地は、山口県の「角島橋」です。 ここも以前から訪れてみたい場所の一つです。ただ、あいにく天候がすぐれません。できれば快晴の時に訪れたいものです。マリンブルーに映えた白い橋を映像に捉えたい気持ちで一杯です。 角橋の展望台に着きました。やはり、あいにくの曇り日和、どうあがいても爽快な映像が撮影できません。おまけに風も吹いてきました。ドローンでの撮影はあきらめ、写真撮影を行い、車で角橋を渡ることに、しかし、面白くありません。残念です。またいつか来るか・・・。と次の目標地へ向かいます。 ![]() ![]() 次は、パワースポットでTVでも何度か放映されました、「元乃隅成神社」というところです。 山口県長門市にあります。海岸を赤い鳥居が連なり異様な雰囲気があります。一度は見てみたい場所の一つでした。 ここも、辺鄙なところにあります。海岸にあるのですが、そこまでの道が非常に狭く、ところどころ車が1台やっと通れるかという厳しいところもあります。 そこを恐るおそる走って行き、駐車場に入れます。個々の駐車場は地形を上手く生かして、作っています。感心いたしました。一方通行になっていて理に叶っています。 ![]() 元乃隅成神社の鳥居は変わっていて、鳥居の上部に賽銭箱が設置されています。(下にもありますが)これが、この神社の特徴とも言えます。 皆さん、下から賽銭を投げます。風があると意外に入りません!横に流れます、私も何度も挑戦して15,6回くらいでようやく入りました。 苦労の末の達成感はひとしおです。これでご利益も・・・。叶えばいいんですが!? ![]() ここの神社は、はっきり言って「本殿がしょぼい」です。御神様に対して失礼なことですが、感想まで悪しからず。 しかし、気持ちはしっかりこもっていますよ。 ちなみに、ここの神社は、子宝、安産、縁結びにご利益があるそうです。私もこの三つをお祈りしてきました。 ![]() その他、ここには、「龍宮の潮吹」というのが見られます。龍宮は海蝕地形の総称で、やわらかい岩が波で削られて洞窟を形成し、そこに波が打ち寄せる度に狭い洞窟から空気とともに吹き上げられる現象です。むろん、強風時に多く見られます。 ・・・元乃隅神社の由来・・・ 1955年に白狐のお告げにより創建された神社です。日本海の大パノラマを背に、123基の鳥居が連なる圧巻の景色は、2015年にアメリカの放送局CNNが発表した、「日本の最も美しい場所31選」にも選ばれた。 元乃隅成神社を後にして、来た道を戻りますが、流石です。お帰りは、来た道とは違う道を案内していました。しかし、この道も、同じで狭く、車が来ないかヒヤヒヤものでした。 車は、一路今晩のお宿を目指して進みます。 走っている最中によそ見をするのは、ご法度ですが、ふと気づきました。 ガードレールが、白でなく「黄色」なんです。そう思いながら、見ていくと確かに「黄色」です? もう一つ、田舎のお家の瓦屋根も立派な構えです。そして、瓦の色が特徴的で「朱赤色」をしています。これが山間に映えます。民家の8~9割が、この色です。 ![]() ![]() 後で調べた結果、「黄色」のガードレールは、昭和38年の国体開催にあたり、何か「特色のあるおもてなし」をしようということで、ガードレールを県特産の「夏みかん」色にすることになったそうです。 赤瓦は、萩の山間部に多く見られ、これは、「石州瓦(せきしゅうがわら)」といって、島根県の岩見地方で生産されている瓦だそうです。 18時ごろ、防府市にあるホテルに無事到着いたしました。 |
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