2020/11/19

軽井沢「浅見光彦記念館」の旅

 ❖軽井沢「浅見光彦記念館」の旅&伊香保温泉・・・
 
  軽井沢地方は、11月半ばということもあり、紅葉も一段落した感じで、山全体が朱や黄色が抜け落ち、色のないまさに冬景色へと変わり始めていました。(紅葉は、10月下旬が見ごろかな?)
 
  私が、なぜ「軽井沢」に出向いたのか、それは、「浅見光彦記念館」があるからです。
この私が、読書にハマったのが二年余り前、アルバイト的な仕事の最中に時間を持て余す機会があり、その暇つぶしにと本を読んでみるかと、図書館へ行き面白そうな本を探しているときに、偶然にも「浅見光彦探偵シリーズ」を読んだことが、事の始まりでした。
  「ブログ:2019.11.2 いつのまにか読書の魅力へ・・・」 参照
 
  内田康夫氏の「浅見光彦探偵シリーズ」は、フリールポライターの浅見光彦が、取材先・旅行などで「殺人事件」に遭遇したり、「謎めいた難事件の解決依頼」があったり、または自ら事件に引き寄せられる・・・、そして「名探偵」ぶりを発揮し、難事件を解決していく。こんなストーリーです。TV、映画でも何話か放映されました。
 
  軽井沢は、私の自宅から一般道で8時間余りで着きます(ナビによる到着時間)。岐阜から長野方面の中央道も考えたが、今回は未だ通ったことのない富士市から山梨県甲府市周りの道筋を選択。また、今回はGO-to宿泊GO-to Eatを利用させていただき、一泊二日の小旅行ということになりました。御国に感謝(^^)vです。
 
  一泊二日の旅ですが、時間を有効に使いたいため、私は必ず自宅を深夜に出発していきます。
今回も、少し余裕をもってPM11:30過ぎに出発、途中浜松市の行きつけのGSで燃料を満タンにし、ひたすら深夜の一人運転、ルート1号線を一路東へ走っていきます。
 車のオートクルーズを活用し、法定速度+αの速度で他の車にご迷惑を掛けないように順当に走っていきます。
 
  途中、掛川の道の駅などでトイレ休憩を挟みながら、ナビの現地到着時間はAM8:30位が、少しづつ早くなっていきます。ナビの指示どおり富士市から左折し富士五胡方面へ西富士道路(無料)を通り、甲府市へのルートで進んでいきますが、この西富士道路は専用道路で信号も数少なくきれいに整備されて、夜間渋滞ももちろんなくスイスイ、法定速度+αのため、到着時間がどんどん早まっていきます。
   途中でコンビニに寄り、あったかいコーヒーで休憩し、目を休めながら進んでいきます。
 
  目指すは、北軽井沢方面の「白糸の滝」ドローンでの撮影を!(ドローン撮影も今回の旅の目玉でもある)
 平日ではあるが、観光時間帯では、観光客に危険が生じる恐れがあるため、安全を考慮しての早朝撮影と意気込んできている。
  しかし、時間を見ると早すぎる、このまま進むとAM6:00くらいには到着しそうな気配である。ただ、お日様も顔を出す時間帯であるから、撮影には支障はないが・・・。(ドローン撮影時間:日の出~日没が原則!)
 
  富士五湖の間をすり抜けて進みます。面白いように曲がりくねった山道を駆け上がっていきます。甲府市を超え、軽井沢へ入り、結局「白糸の滝」には時間を調整しても、AM6:30頃に到着。
 もちろん、お店も閉店、人もいません。ドローンを取り出し、さっそく撮影開始。
 すると、なんと「ワンちゃんの散歩者」が現れました。近くに住んでいる方なのでしょうか?とても観光客とは思われませんでした。
  無事に、撮影を終え・・・、時計を見るとまだ、AM7:40、車の中で小休憩しても時間が、有り余る・・・・。
 
  コンビニに向かい、朝食をいただく。それでも、まだまだ時間が有り余る。「浅見光彦記念館」開館10:00です。 
 中軽井沢駅の市営駐車所および、お昼の食事場所なども確認し、中軽井沢周辺を、ドライブしながら、散策し時をつぶす。
 
  目的の「浅見光彦記念館」には10:05に着。当然ながら、その日最初の訪問者となり、1時間余り貸し切り状態、内田康夫氏の書斎をあしらった部屋なども作られ机に存在するがのごとく、当然ながら「浅見光彦探偵シリーズ」の単行本もたくさん置いてあります。
 これまで読んだ本の内容が走馬灯のように頭の中を掛け巡っていきます。あーやっと、目的の「浅見光彦記念館」へ訪れているのを実感する思いでした。
 
浅見光彦記念館
 
 浅見光彦記念館内
 
  そもそも、「浅見浅見光彦」は架空の人物ではあるが、そこには小学校の通知書、卒業証書などもあり、浅見光彦存在そのものを感じる時間に、浸ることができました。それ以外には、シリーズ本に出てくる日本各地別に分けられた分布地図もあり、読書コーナもありで、貴重な時間を満喫することができました。
 ささやかながら来館記念にバッジを購入して、帰りを惜しみながら浅見光彦が乗っていたソアラと記念撮影をして次の目的場所に移動。
 
  次は「雲場(うんば)池」へ、さすがに紅葉に色ずく雲場池の景色とはいきませんでしたが、池にいるカモの愛嬌ある姿」を写真撮影しながら池を一周し、中軽井沢駅近くの有名な?お蕎麦屋さん(店内には有名人の残した色紙などあり、それなりに大繁盛)で天そばを食べました。蕎麦はブツブツ切り、しかもシコシコ以上の硬さに??、私のこの好みではありませんでした。
 軽井沢を後に、次なる目的の「榛名(はるな)神社」に向かった。
 
冬間近の雲場池
 
 カモのエサ取り、とても恰好が面白く思わずパチリ撮影!
 
 「榛名神社」は初めて行くが、榛名山の奥深くに存在し、そそり立つ岩肌の脇の階段を上り、本殿へ到着するとそこには、神社神殿の横(神殿の真上とも見れる)、周辺に巨大な神岩がそびえ立ち、拝観したものを圧倒する勢いがありました。
 
  参拝し、旅の安全を祈願し、お決まりの御朱印をいただき、榛名湖へ向かいました。
 
  長野県から群馬県へ足を入れ、榛名湖へ到着。湖面の山々は、今まで見たことのない印象の山並みに驚き!!四国に旅した時以来のこの”感覚”であった。後で調べると「榛名富士etc」ということでしたが、言葉に表せない”色のないモワーとした雰囲気”「初冬」を感じ、とても良い印象であった。できれば、異なる季節にも来てみたい心境を伺せた。
 
 榛名湖畔
 
  もう少し日差しが良ければドローンによる撮影も試みたかったが、日没の時間も近く、ホテル着の時間が迫ってきているため、写真撮影にとどめた。
 しかし、榛名湖を過ぎてから、日差しが戻ってきたため、意を決してドローン撮影を試みた。西日の関係で、山並みは影となり、思うような映像は撮れなかった。残念である。
 
   「伊香保温泉〇△のホテル」に到着したのはPM5:00過ぎ、山間のため暮れなずむ時間帯である。
 翌日に行く、河鹿橋などを下見しながらホテルに入る。夕食はPM7:00からということで、まずは、大浴場温泉へ、温泉は”鉄分を含み茶褐色”をしている。 温泉にゆったりと浸かり旅の垢を落として、いざ夕食バイキングへ新コロナの影響で、三密を避け、人数制限を行っていた。食事の内容は、思ったほど良いとは言えなかったのは(料理数不足?)残念であった。
 
   翌日、遅まきの9:00過ぎにホテルを後に、「河鹿橋」へ行き紅葉真っ盛りの情景を撮影。その後、歩いて「伊香保温泉飲料所」へ行き、一杯飲む、やはり鉄分の味がして美味しくはないが、鉄分補給ということで納得する。 さらに上流へ歩いていくと、伊香保温泉の「源泉」が湧き出ているのが見れる。地底から湧き出てくる異様な風景である。
 河鹿(かじか)橋紅葉
 
  次は、「伊香保神社」に向かう。近くの無料駐車場に車を置き、長く続く石段を上がり、伊香保神社本殿へ到着。 伊香保神社は、第十一代垂仁天皇朝(紀元前二十九~七十)時代に開起されたと伝えられている。古来より、縁結び、子宝、安産などと御神穂がある。 親ばかながら子供の縁結びと子宝誕生を祈願いたしました。
 
 伊香保神社神殿
 
  道中、修学旅行の学生さんに会う。早朝だったため、御朱印記帳社が開いておらず、御朱印が受けられず残念であった。
 
  次は「竹久夢二伊香保記念館」へ向かう。場所が分からず、温泉街を二,三度行ったり来たりして発見する。な、なんと宿泊したホテルの斜め前にあったではありませんか!!(今までの苦労が・・・)
 
竹久夢二 伊香保記念館 
 
  大正ロマンの香りが漂う、夢二の画、詩を観ながら、伊香保・榛名をこよなく愛した夢二の思いが伝わってくるひと時であった。 また、百数年経過した「大型のオルゴール」も展示してあり、幸いにも大型オルゴールを拝聴する機会に恵まれ、未だに衰えないその迫力に当時の風景が蘇り、音色を堪能しました。
 
 
  お昼は、近くのちょっと雰囲気のいいお蕎麦屋さんに入る。(私は大のそば好きで!)釜揚げそばを注文、しかし、ここも期待外れ、今回の旅の蕎麦屋さんは、大いに外れでした。
 
  次は「四万甌穴群」、伊香保を代表する景勝地で、群馬県指定の天然記念物。大小8つの穴があり、大きいものは口径8m、深さ3.2mを超え、まさに自然の驚異。また四万ブルーと呼ばれる川の色はインディゴブルー、ティファニーブルなど季節により様々な色を見せるそうです。
 薄曇りと紅葉過ぎも重なり、期待した”四万ブルー”とはいかなかった。上空からのドローン撮影も試みたが、それなりにしか撮影できなかった。日差しがあると、良い景色が見れるような気がする。
 
  何か心残りを後に、帰路につく。夕食は、Go-to Eatで予約した「山梨県甲府市のお店」へ向けてPM2:00出発。
 
  ナビを設定して、気づく、甲府市のお店到着時間は、PM7:40!?お店の予約時間はPM6:45間に合わないではないか? しかし、行きでも約2:00の短縮は可能であった。とすれば裕に間に合うはず。車は、なぜか長野方面へ走る。
 えっ!途中で心配となり、ナビ画面で道路を確認、確かに甲府市へ導いてはいるが?
 なんか遠回りしてるー。ちょっと心配になり、予約店へ連絡、30分くらい遅れるかも!?・・・。
 
   これまで通って来た道筋ではないにしても、最初の軽井沢へ戻っているではないか!! 行きに来た道に大回りしながら向かっている。ここまでくると後戻りできないと諦め、ナビの示す通りに車を走らせる。
 が、途中いいこともあった。以前TVで前に話題になった「八ッ場ダム」の横を通過。通過しながらの景色ではあったが、ダダッ広い湖、川、そのすごい水量に唖然とした。橋などにもお金を掛けてて、すごいわー(~_~;)
 
   軽井沢から甲府への道路は、案の定車両も少なく、結構整備されている道路で、しかも下りです。ブレーキ掛けながらスピード調整! しかし、後方からは、大型トラックが張り付き、煽ってきます。やばい!お店の到着時間がどんどん早くなっていくではありませんか、、、。
   結局、甲府市に入ったのを確認し、コンビニで精神的疲れを一休みと時間つぶし。
 Go-to Eatで予約したお店には、予約通りの時間に間に合わせ、予約していた料理を堪能しました。料理はまあまあ―で、接客も気に入りました。
 
  PM19:30過ぎ、お店を後にして、一路「我が家」へGo!
甲府市からは曲がりくねった山岳道路、ここでもなぜか大型トラックに煽られ、ものすごいスピードで迫ってきます。ひやひやもののハンドルさばきで逃れました。富士五湖過ぎたら、西富士道路を通り、国道1号線へ。
 
   「道の駅掛川」でトイレ休憩し国道1号線に復帰、突然の通行止め(工事中)、迂回の表示。 前方の車両に続き離れないようナビ画面も見ながら運転。袋井あたりから国道1号線へ復帰、我が家には、翌AM0:20に無事到着。(^_-)-☆
 
  今回の旅も、当初の計画通りには進みませんでしたが、良きにしろ悪きにしろ、道中楽しいこともありの小旅でした。さすがに旅初日のハードスケジュールには、疲れました。(いつものことですが・・・。)
 時間があれば、後に「軽井沢・伊香保の旅」動画及び写真を編集し、掲載いたします。お楽しみに!!⇒ 11/27付けで動画写真編集しHPへ掲載中!!